ポケモン剣盾のジムリーダーのキャラデザを担当した「竹」さんとは?
今作のポケモンのジムリーダーってたぶん過去作よりも人気ない?
確かに発売前に情報解禁されてたヤロー・ルリナ・サイトウ・オニオンは話題になっていたし、解禁されなかったジムリーダーたちもそれぞれ人気がある感じがする。
特にキバナの人気はえげつない。
最近このブログでポケモン剣盾の日記をよく書いていますが、自分が今作のポケモンを購入した最大の理由は、このジムリーダーたちのキャラデザを「竹」というイラストレーターがしていたからです。
昔から大好きなイラストレーターさんなだけあって、ポケモンに関わるだけではなくデザインしたキャラがかなり話題になるのはファンとしてうれしい限り。
お仕事情報です。
— 竹 (@_take_oekaki) 2019年10月4日
「ポケットモンスター ソード・シールド」
特設サイトひみつクラブにて
応援イラストを描かせていただきました!!
発売日が待ち遠しいよ~🍛#ポケモン剣盾 #ポケモンひみつクラブ pic.twitter.com/03aLJjMCy9
そんなわけで今回は「竹」さんというイラストレーターについて紹介していきます。
「竹」さんって?
竹さんは日本のイラストレーターです。
かなり名前がシンプルで検索しずらいんですが、だいたい「竹 イラストレーター」で検索をかければ関連情報やイラストを見ることができます。
ポケモン剣盾の前作「サンムーン」でもルザミーネを始めとした「エーテル財団」の人達のキャラデザをしており、特にルザミーネはあの見た目で40超えた経産婦というギャップなどがあって大人気に。
サンムーンは当初全然プレイする気がなかったけど、エンドロールに竹さんが載っているという情報を見た瞬間にぽちった。そのぐらい衝撃的だった。
竹さんの絵柄ってポケモンに合うのかな?と思っていたけど、前作と今作でキャラの評判がかなりいいから、相性が良いんだろうね。
デビューは西尾維新の「戯言シリーズ」の第一作「クビキリサイクル」の挿絵。ついでに西尾維新さんもこの本から作家デビューをしており、今からしてみればものすごいデビュー作だなと思いました。
ついでに小説の内容もかなり面白く、レビューしたいほどおすすめしたいんですが、ここではやめときます。
主な作品
西尾維新の本の挿絵
デビューしてから今日まで、竹さんは西尾維新さんの本の挿絵を担当することがあります。
主な作品としては
「戯言シリーズ」、そのスピンオフである「人間シリーズ」、「刀語」などで、最近では「戯言シリーズ」のスピンオフ作品「最強シリーズ」。
「化物語」なんかと見るとわかるけど、西尾維新が書くキャラってかなりエッジが効いているんだけど、竹さんも負けじとエッジの強いキャラデザとなっており、それがポケモンの世界でも生かされているんじゃないだろうかと思う。
話それるけど、西尾維新の作品はハマる人にはめちゃくちゃハマるから、是非一度は呼んでもらいたい。活字が苦手な人でも竹さんが描いた表紙だけでも見てもらいたい。特に人類最強シリーズの表紙はずっと見ていられるくらい見事。
ゲームのキャラデザ
竹さんはポケモン以外にもブレイブリーデフォルト、セカンドのキャラデザなども携わっています。
まだ発売前ですが「ダンガンロンパ」シリーズのスパイクチュンソフトから出る「デスマーチクラブ」も担当。
他にも「ヴァンパイア」「ブレイブルー」「オーディンスフィア」などの応援イラストも描いています。
竹画廊
星海社が運営しているイラストサイト。最近は滞り気味ですが、かなりのイラストが載せられているので、気になった方は是非見てみてください。
竹さんのイラストを堪能できる画集
全12巻を1か月に1巻出すという、脅威のスピードで刊行された刀語の画集。10年前の画集なので多少今の画風と異なるところがありますが、和風なイラストが好きな人とにおすすめです。
竹画廊に載せられていたイラストをまとめた画集。商業用の絵ではないので、人やデフォルメされた動物、人外をモチーフにしていたり、それぞれ異なるタッチで描いていたりと見てて楽しい画集となっています。
あと本の大きさが普通の単行本ぐらいで重たくなくて読みやすいですね。
ジムリーダーたちの設定画が攻略本に収録されている
自分はまだ買っていないんですが、広辞苑並みの厚さがあるポケモン剣盾の攻略本にジムリーダーをはじめとしたキャラの設定画が収録されています。
ネットで流れていた画像によると、ヤローさんに弟がいたり、メロンさんにはマクワの他に4人子供がいたりとゲームでは触れられていない設定が設定画に書かれていて、竹さんがキャラをよく考えていることがわかります。ただしそれらはメモ書き程度のもので公式設定であるとは限らないので、二次創作をしたりそれを閲覧する際は、そこらへんは留意すべきでしょう。
おわりに
発売後のキバナさんの爆発的人気で話題になる一方、デザインした竹さんについてはあまり話題になっていなかったので、これを期にもっと竹さんが知られて欲しいなと思ってこの記事を書きました。
この記事で少しでも竹さんに興味を持ってもらえると幸いです。