ゲームオーバーでデータが消えるローグライクゲーム「MISTOVER(ミストオーバー)」
こんにちは。ケミコです。
今回は前回の記事にちょこっと書いた「MISTOVER(ミストオーバー)」というゲームの紹介・プレイ感想を書いていきます。
概要
暗い雰囲気のローグライクゲーム
タイトル画面を見てもらうとわかりますが、かなり雰囲気が暗いゲームです。
ストーリーももちろん暗く、世界が滅亡しかけている状況で、ダンジョンを探索して原因究明をするという感じ。
ただストーリー自体はトラウマになりそうなくらい衝撃的なシーンとかはなく、しいて言うと敵キャラの見た目がグロイぐらいなので、そんなに構えずに進められます。
まあ別のところでトラウマを植え付けられかねないけど。
仲間は死んだきり帰ってこない
昔のファイアーエムブレムのように、バトル中にHP以上のダメージを受けると死亡し、二度と戻ってきません。
ただHPが0になったらすぐに死ぬわけではなく、0になると『生死の境目』という状態異常になり、その状態でダメージを負うと死んでしまいます。
死亡するまでに猶予があるにはあるのですが、このゲームで麻痺や出血などの状態異常になると結構きつく、しかも敵の数が多くてダメージ量も多いときが多々あるので、油断して回復を怠ると大変なことになります。
仲間が死ぬとその仲間に費やした訓練や経験値などが無に帰るだけではなく、自分の判断ミスで殺してしまったという罪悪感に苛まれるので、きちんと準備と作戦を練っておおかないといけないです。
なおこのゲームはオートセーブです。これが何を言うかというと、仲間が死亡してもゲームをリセットして死ぬ前のデータからやり直すということができないということ。戦闘中にゲームを切って再開してもその戦闘から必ず始まります。
このこまめに行われるオートセーブはゲームを中断しやすいというメリットがあるものの、データを絶対に戻せないというデメリットにもなっているのです。
ミスし続けるとゲームオーバーになってデータが消える
ダンジョンはただ回ればいいというわけではないです。
宝箱を開ける・がらくたを開ける・敵を倒すなどのアクションをして攻略度を100%以上にしてから脱出しないと、滅亡の時計の針が回ってしまい12時のところに行ってしまうとゲームオーバーになってしまいます。
そしてゲームオーバーになるとデータが消えて最初からやり直し。
「ならレベルを上げてダンジョンを攻略すればいいじゃん」と思うかもしれません。そうすればもちろん攻略しやすくて敵も倒しやすくなるのですが、その分攻略度が遅くなり100%になりにくくなります。
仲間が死ぬと戻らない・データを巻き戻せない・レベルアップしてもそこまで進めやすくならないという要素も合わさって、このゲームはミスをするというのが他のゲームよりも厳しい仕様に。
プレイした感想
戦闘が結構難しい
現在は普通モードでプレイしているんですが、戦闘で苦労することが多いです。
例えば戦闘はターン制で誰がどのタイミングで操作できるのかわかるようになっていますが、攻撃が防がれたり外れたりすると、敵の攻撃タイミングが早まります。また状態異常も結構厄介で、麻痺・出血(猛毒みたいなもの)状態を複数にかける攻撃をする敵が多く、しかもどれだけレベルを上げてもかかりやすくなっています。
回復役が麻痺にかかったり複数人が出血にかかったりするとその回復に時間がかかり、それでひやひやする場面が結構ありました。
ただボス戦であっても逃げることができますし、逃げる成功率100%のアイテムもあるんで、無理に戦闘を続けなくてもいい設定になっているのが救いですね。
暗い雰囲気の割にサブキャラが明るい
さっきも書いたようにゲームの世界は終末感があって陰鬱な感じなんですが、サブキャラに明るいキャラが結構多いです(中には妻子を亡くしてアル中になったおっさんとかもいますが)。
画像を見てもらえればわかるんですが、キャラデザも可愛くてしかも声もきちんと入っているというこだわりぶり。
ただし「話す」という選択肢があるのに、そのセリフが一つしかないのが残念どころ。
戦略を考えるのが楽しい
戦闘中は3×3でキャラを配置します。どこに置くかによって使えるスキルや連携ワザ、バフなどが変わってくるので、配置を考えるだけでも結構楽しいです。
また戦闘だけではなく、探索でも使えるスキルというのがあり、ダンジョン攻略を進める上でもどのキャラを採用するか、いろいろ試してみるのも面白いですね。
まとめ
普通の難易度であってもちょっと油断すると仲間が死亡して落ち込むということがありますが、ゲームの難易度としてはそこまでではないかなと思います。
油断すればピンチになりやすいのですが、その分きちんと戦略を立てないといけないという面白さもあるので、ローグライクゲームが好きな人にはおすすめです。
あとさっきもいいましたが、キャラデザが結構いいのでキャラを見てピンときたら是非プレイしてみて欲しいですね。